【大阪万博2025】2日目レポート!西ゲート編|イタリア館・null²・サウジ・ブルーオーシャン・マルタ…超充実ルートで巡るおすすめコース
こんにちは!
今回は大阪万博(EXPO2025)2日目の体験レポートをお届けします。
前日は東ゲートからの入場でしたが、今回は【西ゲート】からスタート。
事前に下調べしていた成果もあり、想像以上にスムーズに、かつ内容の濃い1日を過ごすことができました!
万博へこれから行かれる方にとって、参考になれば嬉しいです。
それでは、レポートスタート!
目次
【朝の西ゲート到着&入場までの流れ】
この日は、朝8時ごろにタクシーで西ゲートへ到着。
シャトルバスもありますが、シャトルバスの始発は8時からだったので、それより先に着くにはタクシーがベストです。
朝の西ゲートは東ゲートより比較的人が少なく、混雑もそこまでではありませんでした。
ただし、9時ちょうどから荷物検査スタートだったので、東ゲートのように15分前からの荷物検査ではなっかたです。(15分前に検査が始まっても入場できるのは9時)
とはいえ、前の方に並べればスムーズに入場可能です。
また、ゲートをくぐった後は左手側がパビリオンエリアに近いルートになるため、混雑しやすいです。
朝イチで並んで入りたいパビリオンがある方は、左側前方を狙うのがおすすめ。(来るのが少し遅れてしまった方は右側の方が空いてると思います)
【1】イタリア館|朝一並びでほぼ待ち時間ゼロ!
僕がまず一目散に向かったのは、「イタリア館」。
これは事前にSNSや現地の情報をチェックしていて、朝一に並べば予約なしでもスムーズに入れるという有益情報をゲットしていたからです!
そして狙い通り、ほぼ待ち時間なしで入場に成功!
見どころ① ファルネーゼのアトラス(日本初公開)
ルネサンス期の彫刻で、筋肉隆々のアトラス神が天球を支えている姿は圧巻。
まさに「力と知恵の象徴」といえる作品で、日本初公開というのも激アツ!
見どころ② カラヴァッジョ「キリストの埋葬」
バチカン美術館所蔵の名画も展示されており、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
光と闇のコントラストが美しく、宗教芸術の深みを感じられるひとときでした。
見どころ③ レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ展示
【2】null²(ヌルヌル)|落合陽一の世界に入り込む、没入型パビリオン
次に向かったのは、話題のパビリオン「null²(ヌルヌル)」。
こちらは当日登録制でしたが、運よく朝一で登録成功!
鏡の中の世界とデジタルヒューマン
このパビリオンは2つの鏡がコンセプトになっています。
1.彫刻のように空間を歪める《未知の風景》
2.自分のデジタル分身を生み出す《未知の体験》
中に入ると、まるで万華鏡の中に飛び込んだような空間が広がり、感覚が完全に研ぎ澄まされるようでした。
自分のデジタル分身を育てる
「Mirrored Body™」というアプリで自分のデジタルヒューマンを作成できるのもポイント。
この分身と対話を重ねることで、より自分に近い人格へと成長していくのだとか。未来感、ハンパない。
出口では、落合陽一さんによる音声ガイドが流れていて、「分かったような、わからないような…でも面白い!」という不思議な体験でした(笑)
【3】マルタ館|ユネスコ無形文化遺産「フィティーラ」を味わう
続いて訪れたのは、マルタ館。
海と歴史が織りなす島国の魅力が詰まったパビリオンで、文化遺産とテクノロジーの融合を体験できます。
僕の目的はこれ!フィティーラのサンドイッチ
ここでは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された**マルタの伝統パン「フィティーラ」**を使ったサンドイッチを頂きました!
僕が選んだのは「オリーブとツナのサンド」。
香ばしく焼かれた外皮と、ふわっとした内側のパンに、濃厚な具材がマッチして最高に美味しかったです。
隣のチェコ館へ寄り道
しかもマルタ館の隣はチェコ館。
ここで2日連続、チェコビールを購入(笑)
のんびり噴水を見ながらのビールタイムも万博ならではの楽しみです。
【4】サウジアラビア館|3Dプリントで珊瑚を蘇らせる未来の海
次に訪れたのは、**次回万博(2030年・リヤド開催)**を控えるサウジアラビア館。
ここは建物のスケール感からして、気合いが違いました!
感動ポイント:珊瑚礁の再生プロジェクト
なんと3Dプリンターで死んだ珊瑚の骨格を再現し、そこに新しい珊瑚を定着させていくという、最先端の再生プロジェクトが紹介されていました。
実物の模型と映像で見せられると、言葉では想像できなかった未来の環境保全がリアルに感じられて、強く心に残りました。
サウジアラビアコーヒー&デーツ
そして体験ブースでは、**伝統的なサウジアラビアコーヒー(ゲフワ)**を注文。
50mlほどで700円!と高級感漂う価格ですが…
香り高くて、葛根湯のようなスパイス感のある風味。
そこに添えられた**デーツ(ナツメヤシの実)**がまた絶妙。これは贅沢な一杯でした!
【5】スペイン館|海と太陽の国、静と動のアート体験
スペイン館は、建築そのものが美しい!
外観のフォルムが印象的で、写真映えもバッチリ。
中に入ると、海洋環境問題に関する真面目な展示から始まり、そのあとスペインらしい陽気でアートな演出が続きます。
この「緩急のある構成」がとても心地よく、さすがの表現力に感動。
【6】ブルーオーシャンドーム|海と人の未来を考える、没入型パビリオン
こちらは3日前からの先着予約でゲットできた注目のパビリオン。
予約制ということで待ち時間はゼロ。スムーズに入場できました。
圧倒的スケール!ドーム内に広がる海の世界
中に入ると、まるで深海に入り込んだような演出。光と映像、音の融合によって、海の生態系の尊さと儚さが胸に迫ってきます。
“見る”だけでなく“感じる”海。その世界に引き込まれました。
ペットボトル・プラスチック問題に強く切り込む
このパビリオンで特に心に残ったのは、プラスチックごみ問題への強いメッセージ。
映像と展示の両面から、海洋汚染がどれほど深刻か、そしてそれが私たちの未来にどう影響するかを伝えてくれます。
中でも、ペットボトル使用に対する警鐘はとてもリアルで、展示を見ながら自分自身の生活を見直したくなりました。
超純水「海と山の水」体験
パビリオン内で販売されていた「海と山の超純水」というミネラルウォーターを購入。
なんと**たった50mlで500円!**最初は高っ…!と思いましたが、興味本位で購入。
一口飲んでびっくり。舌に染み込むような優しい口当たり。ほんのり塩の風味がして、疲れた体に染み渡るような感覚でした。
これは、展示との相乗効果で価値ある体験に感じました。
【7】大阪ヘルスケアパビリオン|未来の健康と“2050年の自分”に出会える場所
2日目の締めくくりに訪れたのが、大阪ヘルスケアパビリオン。
ここはパビリオンのテーマ性も内容も非常に充実していて、個人的には2日目の中でも特に印象的でした。
カメラで診断!現在の“健康年齢”がわかる
パビリオン内では、専用アプリを事前登録しておくと体験がスムーズ。
体験ブース「Reborn」では、カメラの前に立つだけで、肌や骨格、歯などをAI診断。
自分の現在の健康年齢が即座に表示され、その診断結果が未来の姿に繋がっていきます。
ハイライト:2050年の自分に出会える!
最も楽しみにしていたのが、2050年の自分の姿を再現する体験。(少し、若めに容姿よく見えるようにしたらしいです笑笑)
スクリーンの中に、自分が年を重ねた未来の姿が映し出されるのはちょっと不思議で、でもリアル。
「未来を知ることで、今を変える」——まさにそんな体験でした。
展示は「予防医学」「再生医療」「メンタルヘルス」など多岐にわたり、自分の健康をどう守るか、未来の自分とどう向き合うかを考えさせられる空間です。
【8】昼の水辺ショー「水と空気のシンフォニー」
昼間にはウォータープラザで行われる噴水ショーも観覧しました。
菅野よう子さんの作曲による音楽に合わせて300基以上の噴水がダイナミックに舞う姿は、まさに水の芸術。
これだけでも十分感動できるレベルでした!
【9】おまけ:万博の“余白”も楽しもう!
1日目のブログでも伝えましたが、パビリオン巡りだけでなく、会場内のコンビニの便利さや、アプリPersonal Agent(万博マップ)の使いやすさも素晴らしかったです。
特にPersonal Agent(万博マップアプリ)は行きたいパビリオンまでの道筋を現在いるところから案内してくれてさらに予想到達時間が分かるのがよかったです。計画的に動けて非常に助かりました。
また、パビリオンの外観を観るだけでも十分楽しめるのも万博の魅力のひとつ。
さらには、朝からチェコビールを片手に水辺でのんびり大屋根リングを眺めながら…そんな“何もしない贅沢”も、実は最高なんです。
総まとめ
2日目も、朝から晩までまるっと充実の万博体験でした。
今回は西ゲートからの入場で、戦略的にルートを決めたことでかなり効率よく回ることができました。
特に印象的だったのは…
•未来を体験できた「null²」「大阪ヘルスケア」
•地球環境を考えさせられた「ブルーオーシャンドーム」「サウジアラビア館」
情報量がとにかく多く、写真や動画だけでは伝えきれない現地ならではの感動が詰まった2日間でした。
これから行かれる皆さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
そしてぜひ、「感動できる未来」を見つけに大阪万博へ行ってみてください!