最近、マスク生活のせいか
変化を求めて髪の毛をバッサリとカットされる女性のお客様が増えた気がします
テレビでもマスクに似合う髪形!なんてやっていますが
僕の持論としては
マスクをされていれば
ほとんどの髪型が似合うと思います!
なので、短い髪型にチャレンジしやすい時かと思います!
そんな中
髪の毛を寄付したい!と言われるお客様が最近増えました
ヘアドネーションをしたいと。
この文化、かなり日本で定着してきましたね
「ヘアドネーション」とは、
髪の寄付を募り、この髪の寄付と募金等によりフルオーダーのメディカル・ウィッグを製作し、18歳以下の子どもたちに完全無償で提供しています。
この仕組みを美容文化のなかのチャリティとして国内に定着させJapan Hair Donation & Charityさんが国内では唯一のNPO法人です
脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で「頭髪に悩みを抱える子どもたち」に、
ヘアドネーションによる献髪のみで作ったメディカル・ウィッグを無償提供することで「社会性の回復」をサポートし、
子どもたちの未来を守ることを目的として設立されました。同時にこの仕組みは「ドナーの想い・善意」が、髪を通じて子どもたちへとつながっていく、
Sustainability(持続可能性)の高い活動としても広く認知されています。
「ヘアドネーション」というカルチャーは、既存の慈善活動に対するイメージを変え、
人々がボランティア活動に対してなんとなく抱いてきた「負のイメージ」を払拭すると共に、
市民のボランティア参加へのハードルを引き下げた活動として、高く評価されています。
髪の毛を寄付されたい方はどうすれば良いか!?
各団体で基準が少し違うようです
今回は
Japan Hair Donation & Charityさんを参考にご紹介させていただきます
「メディカル・ウィッグ」は、厳しい基準をクリアした「JIS規格適合品(JIS S9623)」にのみ許された名称です。
JHD&Cではメディカル・ウィッグに使用する毛髪の長さを「31cm以上」と定めています。
この長さは、頭をすっぽりと覆う全頭用ウィッグに用いる毛髪の世界的な基準「12インチ」をセンチメートルに換算した数字です。
31cm未満でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使うカットマネキンの素材として転売することで役立てています。
これはウィッグ製作費の一部にされてるそうです
軽く引っ張っただけで切れてしまうほどの極端なダメージがなければ大丈夫です。
年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問いません。クセ毛やグレイヘア(白髪)でも問題なく使用できます。
クセ毛の場合は、軽く伸ばした状態で長さを測ってください。
カットの前に、決して髪の毛を濡らさないでください!
必ず「シャンプー前のドネーションカット」でお願いします。
少しでも湿っていると雑菌が繁殖したりカビが生えたりして、ウィッグの素材として利用できなくなります。
これが、寄付をする髪の毛の条件になります
あとは、行きつけの美容師さんにヘアードネーションをしたい!と伝えればOK
そのようにカットしてくれると思います
当店では、お店から団体へ発送もしていますが
基本、お客様自身で発送していただいています
髪の毛を発送するには?
髪の毛・ドナーシート・返信用封筒(受領証をご希望の方のみ)を1セットにして送付してください。
ドナーシート下のところにアクセスするとダウンロードできます
ドナーシートは任意です
https://www.jhdac.org/donorsheet.html
複数人の髪の毛をまとめて送る場合は、1名分ずつを上記のとおり1セットにしてポリ袋などに入れてください。
特に、ドナーシートと髪の毛を分けないようにお気をつけください。
ドネーションヘアの発送には、追跡機能のついた方法(日本郵便のレターパックやヤマト運輸などの宅配サービス)を推奨しております。
普通郵便をご利用になった場合でも、到着したかどうかのお問い合わせには応じらないようです。
送料はドナーによるご負担になります
着払いや料金不足の場合は受け取ることができません。
7 受領証が届く
所定の返信用封筒を同封された方には、「あなたの髪の毛をJHD&Cが確かに受け取りました」という証明として、ポストカードタイプの「受領証」が届きます!