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硬水に合うシャンプー剤 | 名古屋久屋大通の美容院・美容室ならRE:MARUSAN HAIR / リ マルサンヘアー

2023/03/03

硬水に合うシャンプー剤

硬水に合うシャンプー剤の写真

お仕事で海外に転勤になられたお客様から連絡があり『硬水に合うシャンプーってありますか?』という内容でした

確かに日本の水道水は軟水でメーカーもそれに合わせて作っているので水の条件が変わると合わないシャンプー剤が多いです

硬水とは?硬水に合うシャンプー剤は?何か?色々と調べてみましたのでご紹介いたします

 

軟水と硬水は、「硬度」で決まります。

「硬度」とは水1Lあたりのカルシウムやマグネシウム(金属イオン)の含有量のことをいい、

WHO(世界保健機関)が定める基準で120mg以上は「硬水」、120mg未満は「軟水」とされています。硬水は口当たりが重く苦みを感じ、

軟水はまろやかな口当たりとさっぱりとした風味が特徴といわれ、日本の水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水です

海外へ出かけたときにシャンプーをして髪がごわつく場合、硬水であることが原因の一つにあげられます。このごわつきの原因は、硬水に多く含まれる金属イオンの付着による影響が大きいと考えられます。

また、一般的に水の硬度が上がるにつれ、シャンプーの泡立ちも悪くなります

このような泡立ちの良し悪しも、水に含まれる金属イオン濃度の違いによるものと考えられます。硬水に多く含まれている金属イオン(カルシウムやマグネシウム)が、

界面活性剤と結合物を作ることによりシャンプーの泡立ちが悪くなり、毛髪同士の摩擦が増えて手触りの低下につながりトリートメントを硬水で使用した場合もシャンプー同様、ごわつきにつながります。

これも、金属イオンが髪に付着していることによる影響であると考えられているようです

 

 

先ほど日本の水道水は軟水とお伝えしましたが日本でも硬水の地域があるようです

国内で最も水が硬いのは千葉と埼玉で、全体的に関東地方の方が硬度が高く、北海道や東北地方は低い傾向にあります。

日本は世界と比べて、水道普及率が98%と非常に高く、飲用としても安全な水が行き渡って、とてもありがたい!この安全、安心な水道水がずっと続いて欲しいです

 

話を戻しまして

 

このようにヘアケア製品は水の硬度の影響を受けやすく、硬度が高くなると期待した使用感や仕上がりが得られない可能性があります。

よって、シャンプーやトリートメントをする場合は軟水の使用のほうが好ましいようです

硬水の地域で生活することになった場合、そのまま、軟水用のシャンプ剤などを使っていると髪のごわつきが木になることが多いです

この場合はアウトバス製品(洗い流さないトリートメント)の使用がおすすめです。

なかでも、ミルク剤形のアウトバス製品は、プラスに帯電した成分が配合されているようです

その成分が毛髪のダメージ部分に付着することで、髪を洗う際に金属イオンの付着を防ぐことが可能になるみたいです

金属イオンを付着しにくくすると毛髪にとって良いコンディションの持続が期待できルようです

 

 

 

では、硬水地域でどんなシャンプー剤が良いか調べてみました

 

硬水地域で大事なのは、硬水と相性のいいシャンプー(界面活性剤)を選ぶ事が大事みたいです

シャンプーの中身界面活性剤は浸透、乳化、分散の作用によって汚れを落とすものです

シャンプー剤に使われている界面活性剤は

  1. 陰イオン(アニオン)界面活性剤
  2. 非イオン(ノニ)界面活性剤
  3. 両性界面活性剤(ベタイン型)

があります。

基本的には1番洗浄力のある「陰イオン界面活性剤」が主成分で、

洗浄力の弱い両生界面活性剤や非イオン界面活性剤が補助的に配合されています。

硬水でのヘアトラブルに関して「非イオン界面活性剤」が主成分のシャンプー(ノニオンシャンプー)を選ぶのが良いみたいです

 

 

ノニオン界面活性剤の特徴は

親水性と疎水性のバランスを容易に調整できる
乳化・可溶化力に優れる
泡立ちが少ない
温度の影響を受けやすい

ということで

製品としては

衣料用洗剤、乳化・可溶化剤、分散剤、金属加工油が多く、シャンプ剤などのヘアーケアー用品がとても少ないようです

 

ノニオン系の成分は

基本的に全て低刺激な成分ですが、高級アルコールであるデシルアルコールにブドウ糖(グルコース)を結合したものや、ヤシ油・パーム核油のラウリン酸とグルコースを結合させた植物性由来の安全な成分から、

石油由来の肌への悪影響が懸念される成分まで様々です。

トリセデスという成分が石油由来となり、メイクやセット剤の乳化作用があり、セット剤をしっかり落としたい方には良い成分のようです

 

 

非イオン系シャンプーの最大の特徴は、『非イオン』つまりノン・イオン(ノニオン)

水に溶けてもイオン化しないという点です。

イオン化しないという事は、極めて刺激が少なく肌や髪へのダメージが少ない成分だといえます。

髪・肌のタンパク質を壊さない事からタンパク質変性がほぼ無い成分だと言えます。

また他の界面活性剤との相性も良く、さまざまな界面活性剤と共に使われ商品化されています。

乳化・浸透・分散作用に優れている点も大きなポイントです。

ノニオン系シャンプーに使用される主な成分の一覧です。

デシルグルコシド・・・植物由来(ブドウ糖など)・適度な洗浄力と起泡性(皮脂、汚れは落とすが角質層の保湿成分は残す)・他の界面活性剤との相性が良い

コカミドDEA・・・単体では洗浄力、泡立ちが弱い・アニオン界面活性剤の刺激緩和、泡立ちや粘土の補助として使われる事が多い

ラウラミドDEA・・・コカミドDEAよりも他の洗浄剤との相性は優れている(起泡、増粘、洗浄、分散、耐硬水性、泡安定性などを高める相乗効果)

ラウリルグルコシド・・・ヤシ油やパーム核油のラウリン酸とグルコースが原料、ラウリル硫酸Na(石油由来)とは別物・単体では洗浄力が弱い・低刺激の成分なので刺激緩和に使われる事もある

トリデセス-6・・・石油由来の非イオン界面活性剤・低刺激ながら石油由来の為、肌に悪影響を及ぼす可能性有り・洗浄剤、乳化剤、可溶化剤としてメイクやセット剤の乳化作用がある

 

つまり、これらの「非イオン界面活性剤」が主成分(成分表で水の次に書かれている)のシャンプーを使用する事で、

髪の毛や頭皮に低刺激かつ、

硬水地域でのギシギシゴワゴワ問題を解決出来るという事になります。

 

日本で販売されている非イオン界面活性剤が”主成分”のシャンプー剤をご紹介します

【ナプラ ケアテクトHBリペアシャンプー】

 

 

 

 

 

ココイルグルタミン酸TEAを主成分とし、コカミドDEAのノニオン界面活性剤を補助として配合してあります。

グルタミン酸は、髪や頭皮を構成するケラチンの13.7%を構成するタンパク質です。その為、髪のダメージ部分を埋め、使うほど髪のコンディションを整えていってくれるシャンプーです。

ノニオン系界面活性剤も髪や頭皮にほぼダメージゼロの成分ですのでカラーやパーマなどで傷んだ髪の方へオススメのシャンプーです。

 

 

 

 

「ノジア カラーキープシャンプー」

 

 

 

 

 

 

 

 

ノジアおよびヘアカラーをされている方のヘアカラーの色持ちが良くなるように開発された非イオン系シャンプーです。

ノジアカラーに使用されている「塩基性染料」はプラス(陽)のイオンを持っていて、

通常の陰イオン界面活性剤で洗うとどうしても落ちやすいという性質がある為に、

非イオン界面活性剤(ノニオン)のみで洗えるシャンプーとなっております。

 

 

 

 

【ココイルプレミアムシャンプー】

 

 

 

 

 

さっぱりとした洗い上がりを求めている方にオススメなシャンプ剤です。

主成分のラウロイルメチルアラニンNaと酸性石鹸のラウレス-5酢酸Naが共にサッパリとした洗浄力を持ち、コカミドDEAが補助剤として加わっています。

サッパリとした洗浄力はありますが、ヘマチンやペリセアといった髪の補修成分・酸化を防ぐ成分なども豊富に配合されており、こちらもパーマやカラー、加齢による髪の衰えを感じる方に適しているようです

 

 

 

 

 

結果、海外からご連絡頂いたお客様には

名古屋にある美容室リマルサンヘア ーで取り扱いのある非イオン(ノニオン)系シャンプ剤は2番目に紹介しましたノジアカラーキープシャンプです

 

一時帰国させる予定があるようなのでその時にご紹介させて頂こうと思っています☺️

 

 

 

 

 

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